避妊・去勢も病気の予防になることをご存じですか?
『健康な体にメスを入れるのは自然に反する』など色々な考えがありますが、当院では正しい知識をもって、保護者の方に『する、しない』を選択して頂きたいと思っております。
獣医師として一番避けたいのは、何も知らなかった結果、防げたはずの病気になってしまい、ワンちゃんや飼い主様を苦しませてしまうことです。
病気になってから、去勢・避妊をしていたら、ならずに済んだ病気と知って後悔される方もおられます。
また、特に停留睾丸(袋に睾丸がない、もしくは片方しかない)は、かなりの確率でガン化しますので、手術を強くお勧めします。
- 去勢手術で避けられる病気
- ・前立腺肥大
・肛門周囲腺腫
・睾丸腫瘍
・会陰ヘルニアなど
- 避妊手術で避けられる病気
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・子宮蓄膿症
・鼠径ヘルニア
・性ホルモンによるストレスなど
来院もしくは、電話で予約を取って頂いて
- 手術前日
- - 疲れることは禁止、いつもの散歩は可能です。
- - 夕食は夜の9時までに済ませること
- 手術当日
- - 朝9時から10時半までにご来院
- - 手術の説明とお預かり
- - 手術前の検査
- 血液検査(血糖値、肝・腎・赤血球・白血球・血小板)
- 必要に応じて胸部X線検査
良好な結果で問題の無い事を確認してから手術開始
- - 術前投薬
- - 留置針(緊急薬投与のための血管確保)
- - 挿管(誤嚥防止・ガス麻酔濃度の正確な調節のため)
- - ガス麻酔(麻酔深度の調節が注射麻酔より容易で、安全性が高い)
- - 麻酔管理(心拍・心電図・呼吸・酸素分圧管理、保温)
術中、術後の説明
- 麻酔からの十分な覚醒後(16~17時前後)にお電話致します。
- 男の子は当日の18~20時に、女の子は翌日の午後(16~20時)にお迎えにいらっしゃってください。
当院では去勢(男の子)は日帰り 避妊(女の子)は一泊入院です。
さらに詳しくお知りになりたい方は、お電話またはご来院にてお尋ねください。
避妊・去勢のご相談は無料です。 03-3793-7078